期待が持てる投信が出てた。USA360

 

なんか期待がでっかい投信が出てた。
楽天・米国レバレッジバランス・ファンドっての。

www.rakuten-toushin.co.jp

【主な運用方法】

資金の90%でVTIを買って
残りの10%で米国債を資金の270%分、買うとのこと(レバレッジ27倍と理解)

【バランスファンドの不満】
この手のバランスファンドに対してはバランス度合いに不満があったので買わなかった。
例えば、入れてほしくない資産が組み入れられていたり、資産の配分具合がなぜか均等だったり(なんで時価総額に合わせた比率でないのだろう)
信託報酬が高かったり。

 

【このファンドの長所】
このファンドに引かれたのはシンプルなところで、

具体的には

  1. 対象が アメリカVTIと米国債のみ
    REITなど他の資産は別途買って配分すればいい)
  2. 株のVTIにはレバレッジを掛けてない
    手堅い
  3. 米国債の現物(=レバレッジ1倍)だと、値動きがなさ過ぎて、資産の分散効果が見込みにくいけど、このファンドは米国債レバレッジをかけているので分散効果が見込める
  4. この手のファンドにしては信託報酬が低い0.5%以下


自分でこの運用を出来るかというと、
VTIなどアメリカ株のETF , インデックス投信を買うことは出来ても、米国債レバレッジ投資ってできないよね多分。(米国債ETF現物はあるけどね、レバレッジETFは見当たらない)
(2020/10時点の話)

【不安点】

  1. 運用期間が短い点。株安・債券安の同時安での値動きのデータが少ない。
    (コロナショック以外の状態での値動きが知りたい)
    だけども、2020年3月のコロナショックを経て、見事な結果を示しているので、この運用方法は適切なんでしょう
    (株にレバレッジを掛けてないというのが功を奏したと思う)

  2. 長期金利が上がったらどうなるのだろう。

    債券と金利って、どういう関係なの?|投資の時間|日本証券業協会
    やはり、金利が上がると債券も株も下がるので、このファンドの価格も下がるし、債券にレバレッジをかけているので、影響は大きそう。

  3. 米国債先物レバレッジについて、もっと詳しく知りたい。
    資金の10%が米国債先物に充てると言っても、証拠金をもっと小さくする(レバレッジ倍率をもっと上げる)ことは可能なので。
    米国債レバレッジをもう少し低くしたほうがいいんじゃないか?

 

とはいえ、期待が持てるので買うことにした。

 

SP500 , NASDAQなどの比較チャート

finance.yahoo.co.jp

 

ショック時の下落は最も小さい、ショック後の上昇はNASDAQの次に大きい。