J-REIT、コロナ前にはもう戻れない?

 

リーマンショックの前は、FXで高スワップ通貨が流行っていたが

リーマンショックによって、各国が政策金利を下げたので高スワップ通貨の投資ブームは終わってしまった。

 

景気が良くなって各国が政策金利を上げれば、高スワップ通貨の人気も戻るだろうけど、コロナショックもあり、政策金利を上げる気配は全くない。この先、10年20年、USDの政策金利が4~5%になることは全く考えられない。

リーマンショックの時にじゃぶじゃぶ市場に供給したドルをテーパリングするぞと言って引き締め始めたころに、コロナショックが起きた。そして、アメリカの連銀がジャンク債すら買うと言ってるくらいだもの)

 

こんな風に、環境ががらりと変わってしまえば、これまで有効だった投資方法が全く通用しないことはよくあること。

 

 

moneyworld.jp

 

あるアナリストは「そもそも、コロナ前はREIT自体が割高だった。

>コロナ前の株価水準に戻るという可能性は、相当低いと考えられる」と、冷ややかな目で見ていた。

 

コロナ前のJ-REITの利回りを知らんのだけど、

2020/10/14時点での
東証REIT指数は1,724.76(2020/10/14 12:38時点 )
REIT平均分配金利回り(%)は4.11%

なので、コロナショック直前の REIT平均分配金利回り(%)は約3.2%と考えられる。
REITにしては割高だよね。それに上昇の仕方が一方的だった。

(普通の株(会社法人の株)ならば、投資対象の成長とその期待が株価上昇の期待が値上がりの根拠だけど、REITって安定狙いの投資対象でしょ。ならば、価格の動きもそれに見合った安定的な動きでないとね)

 

 

J-REITで駅近・築浅・見た目がいい優良物件を保有している銘柄を長期ホールドしてれば、10年後くらいに戻るかもね。

元々、持っていたREIT投信はホールドしつつ、毎月、分配金を受け取れるように決算月をばらして、新たにJ-REITの個別銘柄を買った。