70歳定年のニュース
また、1/12に70歳定年のニュースが配信されていた。
こうやって国民一億総現役化を推進するわけか。
予想
【企業側】
- 建前上、定年延長する
- その為、労働者の年収は下がる。(企業が払える総人件費は変わらないので。)
- 若年労働者の失業率が高くなる。(高齢労働者が定年延長で辞めないから。)
ただ、若年労働者の絶対数が減ってるから、これは無いかな。 - 70歳まで、全員を雇えないので、40歳~45歳から早期退職制度が適用される。
あとは、例えば、10歳毎に早期退職制度がある。 - 年功賃金は完全になくなる。
スキルの更新の無くて体力が衰えつつある労働者に「年齢だけで高くなる給料」を払える企業は無い。 - 早期退職制度を実施しながら、中途採用も行う。
とはいえ、即戦力を求めつつ、結局年齢を選考の条件とする。
【労働者側】
- 稼げる奴と稼げない奴の差が開く
- 全体的に給与は下がる。
- 能力を更新し続けられない奴は悲惨
- そうは言ってもエイジズムが強い日本なので、技術があっても、転職の際、年齢だけで弾かれる。除外される。
- 労働者は「その時の技術、労働力、労働成果」を給料として受け取るのが、その時点か翌年位になる。
(年功序列の場合、40代後半・50代になって、20代・30代の成果を受け取るらしいね。知らんけど)
根本的に「年齢が高いほど、偉い」っていう価値観が無くならない限り、労働者の不幸は続くでしょ。